3月は寒暖差や環境の変化が重なり、心も体もゆらぎやすい季節です。
「なんとなく落ち着かない」「イライラしやすい」「目や肩が疲れる」――それは春特有のサインかもしれません。
漢方では、春は「肝(かん)」が活発になる時期と考えます。今月は、春を心地よく過ごすための食事と生活の整え方をご紹介します。
漢方でいう「肝」は、
⚫︎八気や血の流れをスムーズにする
⚫︎感情のバランスを整える
⚫︎筋肉や目の働きを支える
といった役割を担うと考えられています。
春はこの「肝」の働きが高まる一方で、負担もかかりやすい時期。そのため、
⚫︎気分の波が大きい
⚫︎イライラしやすい
⚫︎目の疲れや肩こりがある
⚫︎眠りが浅い
といった不調を感じやすくなります。
春に意識したい食事のポイント
① 緑の野菜で“巡り”をサポート
菜の花、ほうれん草、小松菜などの春野菜や緑の濃い野菜は、体の巡りを助けるとされています。
旬の食材は、その季節の体に合った働きを持つと考えられており、春の養生にぴったりです。
② ほどよい酸味を取り入れる
漢方では、酸味は肝の働きを助ける味とされています。
酢の物や柑橘類などを“ほどよく”取り入れてみましょう。
③ 控えめにしたいもの
⚫︎脂っこい食事
⚫︎甘いものの摂りすぎ
⚫︎アルコールの飲みすぎ
これらは肝に負担をかけやすいと考えられています。「ゼロにする」ではなく、「少し控えめ」を意識することが大切です。
生活習慣で整える春のセルフケア
早めの就寝でしっかり休む
夜更かしは肝の負担につながりやすいといわれています。
できるだけ日付が変わる前に眠る習慣を意識しましょう。
目を休める時間をつくる
スマートフォンやパソコンで酷使した目を、意識的に休ませることも大切です。
温かいタオルで目元を温めるのもおすすめです。
軽い運動や深呼吸
軽い散歩やストレッチ、ゆったりとした深呼吸は、気の巡りを整えやすくなります。
「がんばる運動」よりも「ゆるめる時間」を意識してみてください。
体質に合わせたサポートという選択肢
気分の落ち込みやイライラが続く方には、体質に合わせて加味逍遙散が用いられることがあります。
また、疲れやすさや回復力の低下を感じる方には、体の土台づくりをサポートするレオピンシリーズを取り入れる方法もあります。
※漢方薬や健康食品は体質や体調によって合う・合わないがあります。自己判断せず、専門家へご相談ください。
















