多職種連携による地域包括ケア
ケアマネジャー、介護士などの介護関係の方、その他医療関係者の方へ
「住み慣れた家で、最期まで安心して暮らしたい」これを実現するには、医療・介護の関連サービスを地域一体となって高齢者を支える「地域包括ケア」の体制構築が必要です。
その体制には、地域密着で展開する薬局も重要な役割があります。全国の要介護高齢者の約7割に、かかりつけ薬剤師がいないと言われています。複数の病院に通う患者や介護施設利用者を抱えている介護関係、医療関係者の方々、その家族にとって、服薬管理は重要で深刻な問題です。
らくらくファーマシーでは薬の専門家である薬剤師の職能を生かし、服薬情報の一元管理や多剤・重複投薬、残薬解消等の役割を担います。
薬局を一本化し、かかりつけの薬剤師を持つことで、介護、医療現場スタッフのお薬関連の負担軽減をサポートいたします。
在宅医療の患者さんにできること
無菌調剤室による調剤
地域連携薬局の必要基準とされている無菌調剤室を完備しています。
処方対応例)
● TPN基本液とその他注射剤の混合
● バルーン式持続皮下注入器への薬液充填
訪問診療の同行
必要に応じ医師の訪問診療に同行し、お薬のご提案を行います。医師の考えや治療方針を知り、患者様に会って直接状況を知ることで錠剤の変更や服薬についての指導を患者様に合った内容にすることができます。
正しく飲んでいただくために
らくらくファーマシーでは一人ひとりに合った形でお薬をお渡ししています。
飲むタイミングごとにお薬を1回分ごとにまとめる「一包化」はもちろん、飲み忘れや飲んだことを忘れてしまう場合は「お薬カレンダー」を使用します。
その他にもその方にあった方法で「正しく飲める」を実行出来るように様々な工夫を提案いたします。
飲むタイミングごとにお薬をまとめる「一包化」
日付や曜日、タイミングごとにお薬カレンダーにセット
服薬状況の確認、お薬の効果・副作用の確認
飲み忘れのお薬整理で、今後の処方量の調整提案
居宅療養管理指導(在宅患者訪問薬剤管理指導)
薬剤師が患者様宅まで出向き、副作用や体調の変化がないか確認のうえ服薬指導を行います。また薬をお届けするだけではなくお薬カレンダーへの配薬や残薬チェック当の服薬管理も行います。
利用対象者
● 薬剤師訪問サービスが必要であると医師が認め、薬剤師に対して訪問指示があること
● 薬剤師訪問サービスのご利用に対し、患者さま(ご家族)の同意があること
● 通院・来局が一人では困難な方
● 薬剤師訪問サービスが必要な方(自宅でのお薬の使用や管理に不安がある など)
上記以外にもご相談可能です。まずはお電話からお気軽にご相談ください。
利用料金
現在利用されている保険やお住まいの状況等により、費用が変わります。
1回のご利用料金 | 自宅 | 施設 |
---|---|---|
介護保険をご利用の方 | 1割負担 517円 | 1割負担 378円 |
介護保険をご利用でない方 (医療保険) |
1割負担 650円 | 1割負担 320円 |
ご家族の介護でお悩みの方へ
親御さんの介護や、老々介護など、家族の介護でお悩みの方はご相談ください。
地域の介護事業所や地域包括支援センターと連携しております。現状を把握し、医療・介護・福祉等の専門職への橋渡しをします。かかりつけ薬剤師として多職種との連携をとりながら、施設訪問、居宅療養管理指導(在宅訪問)等のサポートを行なっていきます。
どこへ相談したらいいか分からない方、お気軽にお声がけください。